英検® 予想問題
2級
問119
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英検®試験 2級 問119 (訂正依頼・報告はこちら)
- know
- known
- to know
- knowing
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この過去問の解説 (4件)
01
分詞構文とは、接続詞を用いた文の「接続詞」を省略して、代わりに「動詞を現在分詞(~ing)形や過去分詞形にする」ことで接続詞があるような意味の文(接続詞の意味も付け加えられた動詞)にしたものです。
通常は文語として用いられ、口語として会話などで用いられることはありません。
空白には knowing が入ります。
本問の二文目(He remained ~)を見るとカンマで区切られているものの、その両者の関係性を表す語( and や but や because など)がないことが分かります。
これでは意味の分からない文になってしまいますので、上記で述べたように「動詞 + 接続詞」として表現できるものを選択肢から選びます。
すると、knowing か known かに絞られます。
また、カンマの後半部分に主語と思われるものがないことから、この部分の主語は前半部分と同じ He であると判断できます。
空白の後にある what to do は「何をしたらよいか」という意味ですので、「彼は」それを「知っている = knowing 」とするのが自然です。(実際には not がありますので、「わからない」という意味になります。)したがって、選択肢4.の knowing が正解です。
ちなみに、分詞構文で表現できる接続詞の意味は、時、原因・理由、条件、譲歩、結果、付帯状況で、本問では「原因・理由」にあたります。(日本語訳参照)
訳 : 彼がガールフレンドに会ったとき、彼女は急に泣き出した。彼は何をしたらよいかわからなかったので、黙ったままでいた。
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02
空欄前にnotがついていることから、1.knowや2.knownなどは当てはまらないことが分かります。
1.not knowなどの文法はなく
2.knownだけの過去分詞で分詞構文を作ることはできますが、「~される」という意味になってしまうので「何をしたらいいか知られなかったので」という意味は不自然です。
文法的に3.to knowを入れ、not to knowとするのは不定詞の否定形として正しいですが、
文をつなぐ意味はないので×となります。
よって正解は4.knowingです。
このnot knowingには
as(because) he didn't know what to do
の接続詞、主語が省略され、動詞をing形にしてあります。これを分詞構文と言います。
日本語訳する際に、接続詞の意味をきちんと入れましょう。
訳:
彼がガールフレンドと会った時、彼女は突然泣き出した。何をしたらいいのかわからなかったので黙ったままでいた。
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03
, notの後ろの単語を答える問題なので、分詞構文が入る可能性を疑います。「, 」が語尾に来る場合、その可能性が高いです。
選択肢を見てみると
① know → 動詞の原形 主語がないので入らないです。
② known→ 過去分詞 分詞構文として使用できるが、knownを分詞構文として使用すると主語はsheになります。「彼女が何をするべきか知られていなかった」は不自然なので入らないです。
③ to know → 不定詞の使い方で「, 」は不要なので入らないです。
④ knowing →「彼女は何をすべきかわからなかった」となります。
よって④が正解となります。
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04
まず最初の文で「彼はガールフレンドに会った時、彼女は突然泣き出した」とあります。
(burst into tearsはburst out cryingと同じで「突然泣き出す」)
次の文で「彼は黙ったままでいた」とあり、そのあとに空欄があります。
notの後ろにおけるものは分詞構文の~ing形しかないためknowingが答えとなります。
★分詞構文:2つの文を接続詞を使わずに~ingだけでつないだ文。否定するときは~ingの前にnotやneverを付けます。
不定詞にしてしまうと、いったい何の用法であるかが不明なので不可。
ここに原形や過去分詞は入りえないため、knowやknownも不可。
ただし、分詞構文でも受け身であれば、「being PP~」となりますが、beingはよく省略されるため、PPから始まることもあります。今回は「~が分からずに」と受け身の意味ではないのでknownは入りません。
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